「先行契約が他人物売買契約」の媒介をするときの注意義務

不動産取引の裁判事例

先行する売買契約が他人物売買契約の場合、売主と称する者などに不信感を抱く状況がみられたときには先行する売買契約の内容を確認するだけではなく、その契約書に媒介者として記載された宅建業者に連絡を試みるなどして確認すべき注意義務があるとされた。つまり、先行する売買契約の有効性を前提とした他人物売買契約の媒介を行う場合には、通常よりリスクが高い取引であることを踏まえ、通常の取引より高い調査義務が求められる。それゆえ、実務的には可能な範囲内で先行する売買契約の有効性に関する調査を行うことが望ましい。(東京地裁判決平成30.3.29から要旨)※媒介する宅建業者への注意点ですが、ひいてはお客様の信頼をなくしてしまうことにもなります。【不動産取引のRE/MAXエージェント&建設業許可アドバイザーの白神英雄】

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