不動産取引の裁判事例

不動産取引の裁判事例

宅建業者は不動産の購入動機に直接に影響する法令規制について調査し購入者に説明しなければならない。

買主は、媒介宅建業者によって、投資用アパートを購入した。その物件は、4室のアパートとその前面の駐車場である。売主によって設計・建築がなされていた。当然、投資用アパートであるので、賃料収入を得ることを目的としていた。 その物件の販売広告には、「希少駐車場2台分付」と記載されていた。かつ、想定賃...
不動産取引の裁判事例

未完成マンションはパンフレットやチラシだけでなく正確な設計図書を確認すること!

売主業者が「全戸南向き」と宣伝して、未完成マンションを販売したが、実際には、「全戸南向き」でないことが判明したため、買主が損害を受けたとして訴えを起こしたものです。 売主業者の本社ビル一階の販売センターには、正確な方位の記載された建築設計図書が備え置かれていたが、すべての買主らが、それを見る...
不動産取引の裁判事例

現地がいかなる状況であっても公図などの資料の確認を欠かしてはならない。

ある土地建物の売買で、宅建業者が現地見分をしたところ、公道ではない隣接地(国有地)が公道と並行して土地との間に帯状に存在し、その土地に越境をしていた複数の建物が、直線に並んでいた。また、土地と隣接地(国有地)との間には境界標が設置されていなかった。そのため、一見しただけでは土地が公道に接道せず、建...
不動産取引の裁判事例

賃貸借契約の物件に差押登記がないことを確認して下さい。

賃貸借契約の物件(目的不動産といいます。)に差押登記があるときには、その賃借権が競売による買受人に対抗することができなくなって、賃借人が明渡しを余儀なくされることが容易に予想されるものであるから、宅建業者は借主側仲介業者であっても、貸主に確認するのはもとより、登記簿を閲覧するなどして差押登記の有無...
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「先行契約が他人物売買契約」の媒介をするときの注意義務

先行する売買契約が他人物売買契約の場合、売主と称する者などに不信感を抱く状況がみられたときには先行する売買契約の内容を確認するだけではなく、その契約書に媒介者として記載された宅建業者に連絡を試みるなどして確認すべき注意義務があるとされた。つまり、先行する売買契約の有効性を前提とした他人物売買契約...
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「売主が本当の所有者」かどうか疑問が生じたとき

売買物件について売主が本当にその物件の所有者であるかどうかの確認をすること。 つまり、売却する権利を持つ本当の所有者かどうかを確認することです。 通常は、売主が登記簿に所有者として登記されていることが確認できればいいのですが、所有権の登記がされていても「疑問を抱かせるような事情がある」...
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